ゲーッホゲッホ！
こんにちは、小野ほりでいです。
揺るぎない中毒性と容赦ない課税政策で低所得者の財政を圧迫してはばからない喫煙の習慣ですが、これを少しでも減らせば暮らしが豊かになるのに・・・と思いませんか？
それがあなた自身であるにしろ家族であるにしろ、お金を節約できてなおかつ健康に良いとなれば節煙するに越したことはありません。
今日は、私自身が納得いくまで節煙法を実践してみたいと思います。
・・・さて、「キャラ弁」というのをご存知でしょうか？
色とりどりの食材を使って弁当にキャラクターの絵を描き、作ってもらった人が「わ～、かわいくて食べられな～い☆」となるアレです。
私が最初に考えたのは、節煙するにあたって、もしタバコがすごくかわいかったら吸いにくいのでは？ということです。それではさっそくタバコをかわいくしてみましょう。
1.手足を生やす
顔を描いて手足を生やしてみました。う～ん、かわいい！
出来上がった時点で、とてもこれを吸う気にはなれないと思いました。
なんと愛くるしい姿でしょうか。これに火をつけるなんて、とても・・・
とても・・・
プッカァ～！！！
ごめんなさい、余裕で火をつけられました。
2.かわいい柄にする
もうちょっと手間をかけた方がいいのかもしれません。
クローゼットの奥から絵の具を引っ張り出しました。
星柄！
「キャー！カワイイ！」と女性が喜ぶことうけあいです。
かわいさもさることながらベットリとついた何でできてるか分からない絵の具も火をつける意欲を削いでくれます。
でもつけます。だって、もったいないじゃないですか。
青い灰にわずかに残る星形。
煙の色が変なのは気になりますが全然吸えます。
これではダメか・・・。
さらに、ソーダ柄も作ってみました。
う～ん、かわいい・・・
あ～！でも行っちゃえ～！！
フィルターがうぐいす餅みたいな色になってます。
吸ってはいけないものを吸っていることが如実に現れていますね。
でももともとタバコ自体が有害なので全然気になりませんでした。
3.罪悪感に訴える
逃げ惑う人々を配置してみました。
これに火をつけたらどうなるかというと・・・
こうなって・・・
こうなって・・・
こうなって・・・
こうです。ごめんよ、ごめんよ・・・
4.誕生日おめでとう
誕生日おめでとう！さあ、ケーキのろうそくを吹き消して・・・
あ、ごめん！なんか若干燃えてるけど気にしないで！
吹いて！ほら！フーッ！
ああごめん、ケーキ燃えちゃった！
でも吹いて！ここからは自分自身のために吹いて！
あきらめるな！吹けって、ほら！
ああ～～～～～～！！
と、悲しみは残るものの少し楽しくなってしまったのでこれも節煙には不向きなようです。残念・・・
5.手持ち花火
やっすい花火のファミリーパックに絶対入ってる厚紙の先にパイプがついてる手持ち花火を模倣してみました。
デザインには最もベーシックな、子供を怖がらせないタイプのコミカルなおばけをあしらいました。
この方法のなにが秀逸って、・・・
吸えないことだと思います。
煙たいのが嫌いなお子さんは試しにお父さんのタバコをこれにしてみましょう。怒られると思います。
6.磁石にする
アクリル絵の具で塗りつぶしたのでどう見ても磁石です。
磁石を吸おうなんてこれっぽっちも思いませんよね？
一応こちら側から点火できますがそんなのは無駄な知識です。
なぜなら吸わないからです。
あまりに吸う気が起きないので逆に吸ってみました。
逆に吸う気が起きてしまっては元も子もないですね・・・。
ちなみに、後でちゃんと調べたら磁石の赤い方はN極でした。
7.奏（かなで）１号を使ってみる
全ての方法に失敗したのでもはや物理的に吸いにくくするしかありません。
こちらの節煙装置奏（かなで）１号、東急ハンズに売ってるタバコがちょうど入りそうなパイプを白く塗っただけのものに見えるかもしれませんがそれは大違い。
なんとこの奏（かなで）・・・
穴にタバコがちょうど入るのです。
さあ、早速着火して吸ってみましょう。
♪改札の前つなぐ手と手～
♪いつものざわめき 新しい風～
♪明るく見送るは・・・あ！！！！
と思う間もなく、吸いすぎたタバコがパイプの中に埋没してしまいました。
ちょっと東急ハンズさん、これタバコ中に入っちゃったんですけど！？
泣く泣く火を消し、手前から吹くと「ポヌ」と軽快な音をたててタバコが飛んでいきました。もしかしてこのパイプ、そういう（タバコを射出する）器具なのか・・・？
8.諦めかけたその時・・・
やっぱり節煙なんて無理だ・・・
そう思い始めたその時、奇跡が起きました。
ん？これは・・・。
なんと、タバコの先端に花が咲いたのです。
こんな厳しい環境にもめげず美しく咲く一輪の花・・・
タバコを吸うにはこの花を燃やさなければなりません。
そんなことはもってのほかだ。
しかしタバコは吸いたい・・・
この花に火をつけるなんて、そんなこと・・・
そんなこと、この自分には・・・
ダメだ！！できない！！！
色んなタバコに容赦なく火を放ってきた私でも、タバコに咲く一輪の花に着火することだけはとても耐えられませんでした。
吸うだけには飽きたらずムシャムシャとタバコを食べている私が言うのだから間違いありません、これは究極の節煙法です。
どうしてもタバコをやめたい方、家族や恋人にやめてほしい方はぜひ、先端に花の種を植えてみてください。
きっとあなたの心の中にも、花が咲くはずです・・・。
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